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神社の御朱印巡りをする際のマナーを紹介|御朱印をもらうのは参拝が前提
神社を回って御朱印巡りをすることは、近年盛んに行われています。
御朱印を集めることを、趣味としている人のことを御朱印ボーイや御朱印ガールと呼んだりもします。
かという僕自身も御朱印を集めて5年を超える御朱印ボーイになりました。
御朱印巡りをして身につけたマナーについて、解説していこうと思います。
御朱印巡りをしているとマナーを大事にできるかで、周りの人の目が違います。
マナーを大事にして、周りの人に迷惑をかけないように御朱印巡りをしましょう。
御朱印とは?
御朱印は、神社や寺院から与えられる参拝した証のことをいいます。
御朱印をもらうことを「拝受」といい、御朱印を拝受するためには神社の参拝をしなければなりません。
御朱印はスタンプラリーのようなことを考えて、参拝せずに受付で拝受している人も見かけます。
参拝せずに御朱印を拝受する行為は、御朱印巡りの中ではタブーとなっていることなので、行わないようにしましょう。
現在では初穂料を支払うことで、御朱印を拝受できるようになりましたが、昔は写景をすることで受け取れるシステムでした。
簡略化されたことで、簡単に受け取ることができるようになりました。
御朱印を拝受する際に必要な初穂料は、300円〜1000円程度が一般的です。
お気持ちでというシステムもありますが、その時は300〜500円程度を払うのが一般的です。
限定御朱印なども神社によってはあるので、集めてみるのも参拝する時の楽しみに良いかもしれません。
御朱印巡りをする際のマナー8つ
御朱印巡りをする上で大事にしてもらいたいマナーは、この8つです。
- 神社に参拝してから御朱印をもらう
- 御朱印帳のカバーを外して書いてもらいたいページを指定する
- 御朱印帳に書いてもらうのは御朱印のみ(記念スタンプやスタンプラリーは他のものに)
- 書いていただいている時は静かにする(近くにいないのが望ましい)
- お釣りを出さないようにキッチリ初穂料を用意する
- 書き置きに文句を言わない
- 人に頼まれて御朱印をもらいに行かない
- 御朱印の転売は禁止
マナーを守り、皆で楽しく御朱印巡りできるように心配りを忘れないようにしましょう。
神社に参拝してから御朱印をもらう
神社からいただく御朱印は、参拝した証であり御祭神との縁結びの証でもあります。
スタンプラリーではありません。
御朱印を拝受する際は、必ず参拝後に書いてもらうようにしましょう。
御朱印帳のカバーを外して書いてもらいたいページを指定する
御朱印帳のカバーをしたまま神主さんや巫女さんに渡してしまうと、御朱印が書く時に余計な神経を使わせてしまいます。
それだけでなく、書いてもらいたいページは指定するようにしてください。
自分が意図しないページに、書かれてしまう時もあります。
自分ルールにこだわりを持っている場合は、書いてもらいたいページに栞を挟んだり、言葉でページを指定するようにしてください。
もし指定しないで、違うページに書かれてしまったらそれは自分の責任です。
絶対に神主さんや巫女さんに文句をいうことはやめてください。
御朱印帳に書いてもらうのは御朱印のみ(記念スタンプやスタンプラリーは他のものに)
御朱印帳は、神社や寺院に行ったことの証になるものです。
観光のスタンプラリーに使う物ではありません。
観光のスタンプラリーや記念スタンプはそれ専用のものを買い、御朱印帳とは別にしてください。
書いていただいている時は静かにする(近くにいないのが望ましい)
御朱印を書いていただいている時は、静かにするようにしましょう。
誰でもそうだとは思いますが、うるさいと書くことに集中することができません。
特に、御朱印受付から書いているところが見える神社もあります。
そのような神社の場合は、できるだけ離れた位置で書き上がるのも待つようにしましょう。
見られていると、余計なプレッシャーを感じてしまいます。
余計なプレッシャーを与えないのも、御朱印を拝受する側のマナーです。
お釣りを出さないようにキッチリ初穂料を用意する
これはお守りをもらう時もですが、御朱印を拝受する際は必ずお釣りが出ないように小銭を用意するのもマナーです。
神社でお札を使うことは良いことではありません。
多く参拝客が来ることを想定していない神社では、お釣りを出せないことも稀にあります。
神社に参拝する際は、小銭を多く持っていくことをおすすめします。
書き置きに文句を言わない
今は、コロナ禍なこともあって通常時では書いてくれた神社も書き置きになっているケースも多くなっています。
どこも今は、接触を極力控える方向に進んでいます。
そのため、書いてくれるところ自体が少なくなってきているので神社に文句をいうのは違うのでやめてください。
通常時で書き置きだった場合も、神主さんや巫女さんはやることが多いです。
とても皆に対応することが、難しいこともあります。
それが書き置き対応になっていることも多いです。
書いてくれることが普通なのではなく、御朱印を拝受できることに感謝するようにしましょう。
人に頼まれて御朱印をもらいに行かない
御朱印は、参拝した証であり御祭神との縁を結ぶものだということを説明しました。
そのような大切なものを、人に頼んでもらってきてもらうのはマナー違反です。
マナー以前の問題として、モラルにも欠けた行動です。
頼まれる方も、絶対受けたりしないでください。
御朱印をもらいに行く時は、本人が必ず神社に参拝するようにしてください。
御朱印の転売は禁止
御朱印の転売は、バレると神社側も対策として御朱印をストップしてしまうことがあります。
御朱印は、参拝した証であり、神様との縁結びでもあります。
御朱印の転売行為は、神社側の厚意を無下にすることでもあり、御祭神に対しての不敬行為です。
転売を見つけても、絶対に購入をすることはやめてください。
悲しむのは、神社や神様だけでなく、御朱印ボーイや御朱印ガールにも迷惑がかかります。
大勢の方に迷惑がかかることを理解して、転売はやめましょう。
御朱印巡りQ&A
御朱印巡りについてよく聞かれることを、Q&A方式にしてまとめてみました。
参考にして楽しく御朱印巡りを行なってみてください。
御朱印を受け取るタイミングは?
御朱印を受け取るタイミングは、神社参拝後です。
御朱印帳を預けて参拝に行ってはいけないの?
御朱印を預けて参拝に行ける神社は、極限られているので難しいと考えた方が良いです。
たまに預けて行って良いですよと言われる神社はありましたが、そう言われる神社の方が少ないです。
早く御朱印を受け取りたい気持ちは分かりますが、それは拝受する側の都合で神社はそんなことは考慮してくれません。
並んでいるのを見るとそんな空気でもありません。
参拝をし終えてから、並んで御朱印を書いてもらうようにしましょう。
御朱印巡りで同じ日に複数の神社を回って大丈夫?
御朱印巡りで同じ日に複数の神社を回ることに関しては、何の制約もありません。
東京七福神巡りや伊勢参りのような、ルートがあることも多々あります。
1日でルートを制覇するのは、かなり難しいです。
複数回る場合は、焦らずに数回に分けてルートを制覇するのも余裕を持って神様と向き合うことができるので良いです。
御朱印受付の時間ギリギリになったらどうしたらいい?
御朱印受付時間がギリギリの場合は、余裕持って書いてもらうためにも後日に改めてくることをおすすめします。
御朱印受付時間ギリギリは、神主さんや巫女さんも締めで忙しかったりもします。
後日改めた方が、お互い余裕を持って書いてもらうことができるので、直行することは避けましょう。
御朱印帳は買って持って行った方がいい?
御朱印帳が売っている神社であれば、購入して持っていくことはしなくて大丈夫です。
御朱印帳にも大きさがあり、普通のものから大判なものまであります。
御朱印帳の大きさにこだわりがある場合は、購入して御朱印を書いてもらった方が良いかもしれません。
こだわりがないなら、神社にある御朱印帳を購入することをおすすめします。
神社の御朱印帳は可愛かったり、カッコ良かったりしてかなりセンスが良いものが揃っています。
そのような御朱印帳が良い場合は、神社が出しているものを購入するようにしましょう。
神社と寺院で御朱印帳を分けた方がいい?
神社と寺院で御朱印帳を分けるかどうかは、好み次第です。
昔にはなりますが、明治に入る前までは「神仏習合」といい、仏教と神道が融合した考え方が一般的でした。
現在は、「神仏分離」といい、神道と仏教は違った考え方かつ別の建物になっています。
神仏習合時代は、「神宮寺」といい神社の中にお寺があることが珍しくなかったみたいです。
その考え方があるので、神社と寺院は別にしなくてもいいとされています。
神仏分離の考え方なら別に、神仏習合の考え方なら一緒にすれば問題はありません。
御朱印巡りはマナーを守って楽しく行いましょう
御朱印巡りには、マナーがあることを解説してきました。
それが以下の8つのことです。
- 神社に参拝してから御朱印をもらう
- 御朱印帳のカバーを外して書いてもらいたいページを指定する
- 御朱印帳に書いてもらうのは御朱印のみ(記念スタンプやスタンプラリーは他のものに)
- 書いていただいている時は静かにする(近くにいないのが望ましい)
- お釣りを出さないようにキッチリ初穂料を用意する
- 書き置きに文句を言わない
- 人に頼まれて御朱印をもらいに行かない
- 御朱印の転売は禁止
この約束事を守れない人は、誰かに必ず迷惑をかけています。
御朱印巡りは、楽しむことも大切ですが、自分が楽しければ良いというものではありません。
マナーを守って皆で楽しく神社を巡るようにしましょう。
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