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神社に参拝する時の参拝方法を解説|ルールを守って神社は参拝しよう

神社に参拝する時にはルールがあります。
神社の参拝ルールは、知ってる人は多いでしょう。
しかし、実践できているかというとそうでもない人もいるはずです。

実践できていないのは、理解をしていても重要性を理解していないか無神論者だから関係ないという考えからくることが考えられます。
そんな人に向けて今回は、参拝の礼儀について詳しく解説していきます。

自分には関係ないと思わず、周りの人に礼儀正しいと思ってもらえるように神社に入る時から意識できるようにしましょう。

目次

神社に参拝する時の8つの参拝方法とルール

神社に入る時からもう参拝は、始まっています。
参拝ルールは、皆さんも知っているものがほとんどです。
中にはマイナーなものもありますが、理解すれば実践できます。

何も難しいことはありません。
すぐにでも全て実践できるので、神社に行ったらまずは礼儀を意識してみましょう。

鳥居の前で一礼をして神社に入る

鳥居はここから先は神様の神域であることを示しています。
日本で目上の人の家を訪問する時は、玄関で一礼する感覚に近いです。
神様は人間よりも上位の存在です。

神社に参拝する時は、鳥居をくぐる前に一礼して神様に挨拶をして中に入るようにしましょう。

絶対に中心を歩かない

参道の中心は正中と呼ばれています。
正中は神様が通るための道とされているため、中心を通ると不敬にあたります
中心を歩いたからといって何かが起こるわけではありません。

しかし、周りの人からはいいようには思われないでしょう。
ほとんどの人は、左右の参道を歩くからです。
参道の中心は神様の通り道とだけ理解してそこは通らないようにしましょう。

手水舎で口と手を清めてから参拝する

手水舎で口と手を清めることが参拝のルールです。
しかし、今はコロナ禍であるため口を清めることはおすすめしません。
ルールではありますが、神社側が推奨しません。

手水舎で口と手を清める時は以下の手順で行います。

  1. 右手で柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を清める
  2. 柄杓を左手に持ちかえて右手を清める
  3. 再度右手に持ちかえて左手に水を溜め口を清める
  4. 再度左手を清める

使った後の柄杓は、水を流して清めておくといいです。
方法は、柄杓に水を溜めて持ち手に向けて水を流すだけです。
ここまでしておくと次使う人も心良く使うことができます。

中心を通らざる得ない時は一礼してまたぐようにして通る

参道の中心は通らないようにしましょうと、先程説明しました。
しかし、参道の中心を通らなければいけない時は時々あります。
例えば、手水舎が通っている方の反対側にある時はどうしても通らなければいけません。

そのような時は、失礼しますの意味を込めて一礼して中心をまたいでください。
一礼していれば不敬にはあたりません。

参拝する時は二礼二拍手一礼

参拝する時に一番迷うのが、このルールかもしれません。
礼が何回で拍手が何回か覚えていないこともあるでしょう。
鈴があるところでは、お賽銭を入れて鈴を揺らして二礼二拍手一礼です。

鈴がない神社では、お賽銭を入れて二礼二拍手一礼です。
二二一で覚えておくと、参拝時に迷わないと思います。
親切な神社では方法を書いておいてくれるところもあるので参考にしてみるといいでしょう。

御朱印をもらう際は必ず参拝を終えてからもらう

御朱印巡りが目的で、神社を参拝している人も多いと思います。
何が問題かというと、参拝もせずに御朱印をもらいにいってしまう人がいることです。
御朱印は、参拝してからもらいにいくのがルールです。

そのため、御朱印をもらう時に神主さんや巫女さんからもう参拝は済まされましたか?と聞かれることがあります。
御朱印をもらうのは、参拝が前提になっていることを理解しておきましょう。
マナー違反は、神主さんや巫女さんから嫌がられます。

御朱印のマナーは必ず守りましょう。

御朱印の転売は禁止

よくあるのが御朱印の転売です。
限定御朱印が転売されていることが、極稀にあります。
転売は見つかった時点で、神社側が御朱印を止めてしまうこともある禁止行為です。

御朱印は、神様からの賜り物でもあるのでそれを売るのはモラル的にもやってはいけません。
転売が見つかって限定御朱印が書いてもらえなくなれば、悲しむのは真っ当に心待ちにしていた御朱印男子、御朱印女子達です。

人に迷惑がかかるようなことは、やめましょう。

伊勢神宮限定で本殿では自分の願いを神様に伝えてはいけない

伊勢神宮の参拝は、ちょっと特殊なルールがあります。
それは、本宮では自分の願いを伝えてはいけないというルールです。
本宮では、国の繁栄や家族親戚などの繁栄を願うのが一般的です。

自分の願いは荒祭宮という別宮で願うのが、ルールです。

伊勢参りには特殊なルールが、これ以外にもいっぱいありますが、今回は解説しません。
機会があればこのブログで解説します。

なるべく守った方がいい4つのルール

なるべく守った方がいいルールというよりここではマナーを解説していきます。
特殊なマナーは1つありますが、ほとんどのことはやって当たり前だと考える人が多いはずです。
それくらい私生活で当たり前にやっていることです。

マナーを守って皆で神社を心よく参拝できるようにしていきましょう。

神主さんや巫女さんからお守りをもらった時はいただきますという

神主さんや巫女さんは、神様に仕える人達です。
お守りは、そんな神様からの賜り物の扱いになります。
そのため、神主さんや巫女さんからお守りや御朱印をもらう際はいただきますと言ってもらうのが分かっている人です。

目上の人から何かをもらったら、いただきますといって一礼しますよね?
その感覚です。
これは、やらなければいけないことではありません。

あくまでマナーや慣習といった感じです。

境内ではなるべく静かに歩く

境内は祭りをやっている時以外は、騒ぐようなところではありません。
境内を歩く時は、できる限り静かに歩くのがマナーです。
よくいるのが早歩きでズシンズシン歩く人がいますが、結構うるさいですし神様もうるさいと感じているはずです。

境内を歩く時は、ゆっくり静かにがマナーなので急ぎ足で歩いていた人は次からはゆっくり静かにを心がけましょう。

神主さんや巫女さんに境内で会った時は挨拶をする

神社でよく見る光景は、紅葉の時に境内を掃き掃除している神主さんや巫女さんです。
もし見かけたら、挨拶をするようにしましょう。
その方がお互い、気持ち良く神社にいることができます。

神主さんや巫女さんが忙しなく動いている時は、話しかけない方が良いです。
特に祭りの準備中は、挨拶をしても帰ってこないことがあります。
そういう時は例外として、挨拶をすることを心がけましょう。

恋人と一緒に来ている時は別々で鳥居をくぐる

恋人と神社に来る人は、多いと思います。
できるだけ鳥居をくぐる時だけは、別々にくぐってください。
男神様の神社では、ほとんど嫉妬はありませんが女神様の場合は嫉妬してしまうことがあります。

特に処女神(結婚を経験していない神様)や山の女神様なんかが嫉妬しやすい神様です。
そういった神様の神社に行く時は、恋人は別々に鳥居をくぐることをおすすめします。
恋人と行くと別れるというような迷信がある神社は、大体そういう神様のところで嫉妬を受けた結果です。

女神様が祀られている神社では、できる限り恋人は別々に鳥居をくぐりましょう。

参拝Q&A

神社に参拝する時に聞かれることをまとめてみました。
Q&A方式にしたので、分かりやすくまとまっているはずです。
神社参拝について全体像が分かるように構成してみました。

読んで参考にしてみてください。

御朱印をもらう時の順番は?

御朱印は、参拝を終えてからもらうのがマナーです。

参拝の手順を教えてください

参拝の順番は、以下の手順を踏めば大丈夫です。

  1. 鳥居の前で一礼して境内に入る
  2. 左右どっちかの参道を通る(中心を通らない)
  3. 手水舎で手と口を清める
  4. 本殿に行ったら二礼二拍手一礼
  5. 必要ならお守りや御朱印を賜りにいく

引いたおみくじはどうしたらいい?

引いたおみくじは、凶や末吉などあまり良いと思わないものはおみくじを括り付けるところに結んでくると良いです。
大吉みたいな良い運勢の場合は、自分で持っていても構いません。
おみくじの持つ持たないは自由です。

しかし、書いてある内容を読み返して行動指針にすることもいいとされているので、筆者としては持ち帰ることを強くおすすめします。

お守りを買うタイミングは?

御朱印と同様に参拝後に買うのがマナーです。

参拝せずに、お守りを買いにいく人も中にはいますが、それは神社関係者からもよく思われません。
参拝してその賜り物として、お守りをもらうことが自然です。

お守りをもらう時は、必ず参拝を済ませてからにしましょう。

神社に参拝する時は必ずルールを守ろう

神社に参拝する時のルールを見てきました。
形式だって見えたかもしれませんが、やっていることは普段私生活でやっていることがほとんどです。
何も特別なことではありません。

参拝は心です。
形式ではありません。
日本人のマナーそのものが、参拝マナーそのものです。

普段やっていることを神様の前でもマナーという形でやっていきましょう。

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この記事を書いた人

神社を参拝して5年以上になります。日本文化が大好きで特に神道についての文化が好きです。御朱印を集めるのも好きですが、御朱印外でも神社を参拝しています。このブログでは今までに行った神社の魅力や御朱印などを発信していきます。

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