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北口本宮冨士浅間神社の御朱印と御朱印帳|富士登山祈願が多い神社
北口本宮冨士浅間神社は境内が広く、登っていくと富士登山口に繋がっています。
そのため、富士登山の安全祈願をしている人も多いです。
北口本宮冨士浅間神社は、山の神様(此花咲耶姫命、大山祇尊)と瓊瓊杵尊が祀られています。
山の安全だけでなく、安産、縁結び、防火などの様々なご利益を得ることができるので、新婚や結婚する前の人にはおすすめな神社です。
この記事では、北口本宮冨士浅間神社の境内のリポートや御朱印・御朱印帳や吉田の火祭りについて紹介をしていきます。
北口本宮冨士浅間神社の御祭神とその神事について
ここでは北口本宮冨士浅間神社の御祭神と、その神事の吉田の火祭りについて紹介していきます。
吉田の火祭りは、諏訪神社と浅間神社の合同神事です。
祭りに関わる伝承についても詳しく紹介していきます。
御祭神は此花咲耶姫命と大山祇尊と瓊瓊杵尊
北口本宮冨士浅間神社の御祭神は、此花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)と大山祇尊(おおやまづみのみこと)と瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の3柱の神様が祀られています。
此花咲耶姫命と大山祇尊が親子の関係で、此花咲耶姫命と瓊瓊杵尊が夫婦の関係です。
ご利益は、以下のものがあります
- 安産
- 縁結び
- 防火
- 山の安全
- 夫婦円満
- 家族円満
- 子授け
- 子育て
- 良縁
- 起業
- 事業繁栄
- 酒造
- 芸術(芸能)
このような数多くのご利益があります。
吉田の火祭りは諏訪神社と北口本宮冨士浅間神社の合同神事
吉田の火祭りは、知っているでしょうか。
日本三大奇祭の1つに数えられています。
日本三大奇祭は、御柱祭(長野)、なまはげ柴紫祭(秋田)、吉田の火祭りです。
昔は、上吉田村の諏訪明神の祭りとして開催されていました。
町中で篝火を焚くのが、吉田の火祭りの最初でした。
現在は8月26日に3メートルの大松明90余本に点火して街中を照らすことで、深夜まで賑わう祭りです。
現在は浅間神社もこの祭りに参加して合同神事として、8月27日に「すすきの玉串」を持ち、氏子祟敬者が2基の神輿の後に従って高天原を廻る神事を行っています。
この神事を「すすき祭り」と呼んでいます。
諏訪神社と浅間神社の神様両方に火祭りに関わる伝承がある
諏訪神社の神様の建御名方神は、古事記で国譲りの力比べに負けた際諏訪湖付近に追い込まれました。
建御名方神が松明を燃やして戦ったことから吉田の火祭りの由来になったという説があります。
浅間神社にもこの手の伝承があり、此花咲耶姫命が瓊瓊杵尊に嫁いだ際に一夜の交わりで妊娠したことから他の神の子じゃないかと疑いをかけられました。
此花咲耶姫命は、出入り口のない産屋を作り、室内に壁土で塗り込めそこに火を放ち燃えている産屋で3人の子を産んだという伝承から火祭りの由来になったという説もあります。
この2つの伝承は両方とも神道説に則ったものです。
他にも諏訪大社では諏訪明神が蛇体となって現れるという伝承があり、これは上吉田にも似たような伝承があります。
この伝承が「白蛇様お下り」です。
諏訪神社を出発して上吉田の上宿から下宿に降りていく際に白蛇神や竜が神輿と一緒降りていくため、祭り当日に敷地内に流れる川を清掃し、蛇神様を迎えるという伝承です。
どの伝承が元になっているかはわかりませんが、日本神話の出来事が吉田の火祭りの由来になっていることに変わりはありません。
北口本宮冨士浅間神社の御朱印と御朱印帳
北口本宮冨士浅間神社の御朱印と御朱印帳について紹介していきます。
興味があればもらってみてください。
御朱印
御朱印は、3種類あります。
北口本宮冨士浅間神社、諏訪神社、大塚丘の3種類です。
大塚丘だけは別の場所にあるので、知らずにもらっている人もかなりいます。
大塚丘の御朱印をもらう際は、一度参拝してから戻ってきてからもらうようにしてください。
初穂料は、各御朱印300円です。
御朱印帳
この御朱印帳には、富士と桜花流水と桜の柄があります。
富士と桜花流水は朱色と紺色で桜柄の御朱印帳が紫とピンクです。
初穂料は、富士と桜花流水柄が1500円で桜柄が2000円です。
北口本宮冨士浅間神社の境内レポート
北口本宮冨士浅間神社の境内は、かなり神秘的で自然に溢れた雰囲気になっています。
僕が実際に参拝した時の詳しいことなどもレポートしてまとめていますので、最後まで読んでいってください。
鳥居を通ると石灯籠が続く自然の中の参道
鳥居を通ると、石灯籠が続く参道に繋がります。
石灯籠が続く参道は、神社の雰囲気を表していてとても幻想的な雰囲気を醸し出しているので、居心地の良い空間です。
参道を歩いていると、運が良いと光の差し込みから光の柱のようなものが見えます。
こんな神秘的な現象も起こるので、自分の前で起こったら運が良いと考えるようにしてください。
参道を通っていくと大きな鳥居があり川を橋で繋いで道ができている(現世と神域を分ける橋のよう)
鳥居の前に小さな川のようなものがあり、そこを渡って大鳥居をくぐることになります。
この橋を渡ると雰囲気がガラッと変わるので、現世と神域の境目のような感覚を受けました。
大鳥居と川を入れて、よく写真を撮っている人がいます。
特に外国から来た観光客は、ここで写真を撮っているイメージが強いです。
川と鳥居に何らかの雰囲気を感じて、このスポットが人気になっているのでしょう。
川を渡ると隋神門がある
この隋神門は、仏教の文化があった名残です。
この隋神門は、村上光清が荒廃していた同神社を再建した時に作られたとされています。
境内の主要な施設は、この時に作られたものが多いです。
明治時代に入って「神仏分離令」が発布されるまで仏教と共存していたため仏教に関わるものは撤去されてしまいました。
残った名残のものが隋神門として今も存在しています。
隋神門がある神社は、今となっては珍しいです。
日本文化の名残ということで写真に撮って残しておくのも良い思い出になると思います。
隋神門を通ると神楽殿、本殿、手水舎、授与所がある
村上光清によって、再建された時に作られた施設の中に神楽殿や拝殿などがあります。
この境内の中には樹齢が1000年を超える御神木があります。
それが富士太郎杉と富士夫婦檜です。
この2本の御神木は、県や市の天然記念物に指定がされています。
境内に入って拝殿にお参りをしていると、ご祈祷が行われていることが多々あるので時間がある人は見ていくと運がよくなります。
境内から登山道に入って5分くらいで大塚丘がある(浅間神社境内にはないので注意)
境内から登山道に入る道があるのですが、そこから5分くらい上り坂を登ると大塚丘という小さな神社があります。
北口本宮浅間神社に参拝したら、時間があれば大塚丘にいってみてください。
この神社には、日本武尊が祀られています。
大塚丘は、自然のパワーや生命力を得られるパワースポットなので是非とも行ってもらいたい場所です。
浅間神社とはまた違った神秘を、感じることができます。
大塚丘への行き方は、
- 祖霊社に向かう
- 祖霊社を右を通ってすぐ車道に出る(吉田口につながる登山道)
- 車道を200m程度進むと左手に大塚丘がある
距離が離れているので、知っている人は少ないと思います。
実際参拝しても大塚丘を訪れている参拝客を見たことはありません。
知る人が知る隠れたパワースポットですので、知っているだけでパワースポットに詳しいと言えるでしょう。
北口本宮冨士浅間神社の基本情報
住所 | 〒403-0005 山梨県富士吉田市上吉田5558 |
電話番号 | 0555-22-0221 |
アクセス | 富士急行線富士山駅より富士急行バスに乗り継ぎ浅間神社前 富士急行線富士山駅より徒歩20分 |
車でのアクセス | 中央道河口湖ICより約5分 東富士五湖道路富士吉田ICより約5分 |
トイレ | あり |
駐車場 | あり |
駐車場代 | 無料 |
関連リンク | https://www.sengenjinja.jp/index.html |
北口本宮冨士浅間神社に参拝したら必ず大塚丘にも参拝しよう
北口本宮冨士浅間神社について紹介してきました。
北口本宮冨士浅間神社は、歴史的にも由緒が長い神社です。
神事に関しても、江戸時代くらいから吉田の火祭りの原型になる行事が行われていました。
北口本宮冨士浅間神社ができたのは、かなり前の話ですが神社が再建されたのは江戸時代になります。
拝殿など主要となる施設は、江戸時代に村上光清によって再建がされていて建物自体は300年経っていません。
建物自体はまだ神社としては新しい部類に入ります。
北口本宮冨士浅間神社に参拝したら拝殿などだけでなく、大塚丘にも参拝しておくことをおすすめします。
大塚丘には、日本武尊が祀られています。
ここは知る人しか知らないパワースポットでほとんど人が来ない神社です。
見た感じは小さいので、大丈夫なのかと心配になる佇まいですが、かなり力が強い神社なので時間がある人は参拝することをおすすめします。
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